愛しの black panther
「かぁわいい反応だなぁ♪俺 安 泰治 宜しくねっあやめちん」
「あっあやめちんって…」
赤い顔をちょっぴりあげ、上目づかいに泰治を見る。
「あうっ…それたまんねーから止めて!豪に殺されちゃうー」
ギロリと泰治を睨んだ豪は、グイッとあたしを引き寄せた。
「俺だけ見てろ」
「……つっ///」
その瞳はあたしを狂わす…
コクンと頷くあたしに、その鋭い瞳を細め「ふっ」と微笑んでみせた。
この日から、あたしはこの溜まり場に通うようになった。