愛しの black panther
「なっなんだよ…疑わしいって表情だな俺達そんな信用ねぇの?!」
「無いに等しい…だって焦ってるじゃないの!本当に助けてくれるんでしょうねぇ?!あたしが暴れる豪なんて止めらんないんだからねっ」
「わかってるって…安心しろよ」
翔太が優斗と肩を組ながら言うと、「任せとけ」と泰治も並ぶ。
そして3人はあたしの背中を押して、今に至るのである。
「はぁーっなんであたしがこんな目に…」
溜め息を吐き出し、静かに眠る黒豹へと向かいあたしはまた歩き出した。
近づくにつれ、あたしの心臓は飛び出そうなくらいにドキドキしていた。