愛しの black panther

「なっなんだよ…疑わしいって表情だな俺達そんな信用ねぇの?!」



「無いに等しい…だって焦ってるじゃないの!本当に助けてくれるんでしょうねぇ?!あたしが暴れる豪なんて止めらんないんだからねっ」




「わかってるって…安心しろよ」



翔太が優斗と肩を組ながら言うと、「任せとけ」と泰治も並ぶ。



そして3人はあたしの背中を押して、今に至るのである。



「はぁーっなんであたしがこんな目に…」



溜め息を吐き出し、静かに眠る黒豹へと向かいあたしはまた歩き出した。



近づくにつれ、あたしの心臓は飛び出そうなくらいにドキドキしていた。
< 49 / 190 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop