愛しの black panther
ぐいっとガッツポーズを3人に見せ、あたしは再び戦いを挑んだ。
「なんかあやめちゃんすげぇやる気だな…」
「豪も案外すんなり起きたりしてなっ」
「あり得るな…まぁ見届けようじゃねーかあやめちゃんの勇姿をよぉ」
3人は戦いを挑む少女を見守る。
アイツに挑むなんて意外と勇気あるな…ちょっぴり尊敬の眼差しで。
3人がそんなことを思っているなどつゆ知らず、あたしはまだ戦いを挑み続けていた。
くすぐってみたがピクリともしない…
「うーん…どうしよう…」
やってみようかな…友達に聞いた話を思い出し、あたしはそれを実行してみることにした。