2つの赤い糸


翌朝

俺は学校にいくため家を出た。
「ふわぁ~」

ねっみぃー

昨日の夜茉莉と遊んでやってたから…

すっげー眠い。


「あ…」

家から少し歩くと
陽菜の後ろ姿が見えた


「ひ…」

「陽菜っちー」

俺が陽菜と呼ぼうとした時、そらが陽菜に抱き付いた。

チッ

いつもそらに邪魔される。

そらはいいよなー
なんであんな気軽に抱きつけるんだ?


「あっ、直樹ー!」

俺に気づいたそらが俺に手を降る。

それにつられた陽菜も俺に気づいた。

「直樹、おはよー」

陽菜がニコっと笑顔を向ける。
ドキッ

あー
ちきしょー
あの笑顔は反則だ。


「おはよー…」

俺は2人に近づき
三人で学校に向かった。
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