2つの赤い糸
「陽菜っちと高校一緒になれて良かったねっ?直樹」
「俺はどうでもいい」
とかゆって必死に猛勉強してたの知ってるんだから。
私は少し微笑んだ
「お前何笑ってんだよ、気持ちわりーな」
「別にー」
「あっ!学校見えてきたー」
うわあ…
人いっぱいだあ。
門をくぐるとさらに人だらけ。
「クラス表見に行こぜ」
直樹は真っ先にクラス表が貼ってある場所に向かって走っていった
「直樹はやーい。僕も行ってこよ」
そらもクラス表まで走っていった。
2人とも早いなあ…
私はゆっくりいこ。