2つの赤い糸
放課後。
私はそらと直樹が部活にいってから体育館に向かった。
体育館につくとなぜか人だかりができていた。
なんだろ。
近づいてみると
そこには女の子ばかり。
もしかして…
これ全員マネージャー希望のこ!?
「あ…あのー」
私は恐る恐る近くにいた女の子に声をかけた。
「もしかして、ここにいる人達全員マネージャー希望ですか?」
「え?違うよー、みんなそらくんと直樹君見に来てるんだよ」
え!?
「なんで!?」
「なんでって…あなた知らないの?」
私はコクリと頷くとその人はため息をついた。
「そらくんはかわいいし、スポーツ万能で先輩達から人気があるの。…で、直樹君はかっこいいし…なんか悪っぽいとこがいいってみんなゆってるのよ。ファンクラブだってあるんだから」
嘘…
あのそらと直樹が?
信じらんない…