2つの赤い糸


放課後。

私はそらと直樹が部活にいってから体育館に向かった。

体育館につくとなぜか人だかりができていた。

なんだろ。

近づいてみると

そこには女の子ばかり。

もしかして…
これ全員マネージャー希望のこ!?

「あ…あのー」

私は恐る恐る近くにいた女の子に声をかけた。

「もしかして、ここにいる人達全員マネージャー希望ですか?」

「え?違うよー、みんなそらくんと直樹君見に来てるんだよ」
え!?

「なんで!?」

「なんでって…あなた知らないの?」

私はコクリと頷くとその人はため息をついた。

「そらくんはかわいいし、スポーツ万能で先輩達から人気があるの。…で、直樹君はかっこいいし…なんか悪っぽいとこがいいってみんなゆってるのよ。ファンクラブだってあるんだから」

嘘…
あのそらと直樹が?

信じらんない…

< 20 / 25 >

この作品をシェア

pagetop