2つの赤い糸

「こいつがマネージャーやりたいッて」

顧問の前に私は連れてこられた。

「そうか。名前わ?」

「北川陽菜です」
私はぺこりとお辞儀した。

「北川か。じゃあ、明日からよろしいたのむ」

「あっ…はい」

もう決まっちゃった。

「あっそれともう1人マネージャー希望がいるから」

え?
もう1人?

「あっ、きたきた、こっちだ」
顧問の先生が呼んでいる先をみるとそこから小柄な女の子が歩いてきた。

「仲井蘭です。よろしくお願いします」

わっ…
近くでみるとすごくかわいい。
肌は真っ白で目はパッチリしてる。

まるでお人形さんみたい。

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