2つの赤い糸
ガタっ
隣に誰か座った。
誰だろ?
私はチラっと横をみた。
かっ…かっこいい。
そこにはいかにもモテそうな男の子が座った。
髪は茶髪で目はキリっとしてて鼻はスってなってる。
顔すごく整ってる。
「なに?俺、顔に何かついてる?」
わっ!
びっくりしたあ
私そんなにジッと見てたっけ?
「ご…ごめんなさい、何もついてないです」
私は慌て答えた。
「ならいいんだけど、君ジッと俺の顔見てるからさ」
その人は笑ってゆった
笑ったらかわいい…
これは女の子いちころね。
「なあ、せっかく隣なんだし仲良くしようよ。俺、谷崎諒。君わ?」
「私、北川陽菜。よろしくね」
「あぁ、よろしく」
そうゆったと同じぐらいに先生が入ってきた。
「よし、みんな入学式が始まるぞ!体育館にいけ!」
入学式かあ。
みんなぞろぞろと教室をでて体育館へ向かった。