2つの赤い糸
学校が終わって
私達三人で帰っていた。
「今日、隣のやつと仲良そうに話ししてたよなあ」
なんだろ?
急に
「うん。隣同士だから…」
「ふーん」
直樹はそっぽを向いてしまった。
なんなのよ。
「直樹、ヤキモチ妬いてるんだよねー」
そらがニヤニヤしながら直樹をみる。
え?
そうなの?
「バッ…そんな訳ねぇだろ!!誰がこんな女に」
「こんな女ってなによ!」
「こんな女はこんな女だろ」
はぁ!?
「なによ!あんたこそねぇ…」
「ストーップ!!」
私達の間にそらが入った。
「そこまで。多分直樹は照れ隠しでゆったと思うよ」
「ち…違っ」
そうゆいながら顔を隠す直樹。
顔…赤い
かわいい…
こんな直樹初めてみた。