花は時に牙で噛む【停滞中】
おまけ。


「ねぇ、優希。浮気した?」


「……はっ?」


「だから!浮気した?」


「…してない」


「じゃ、じゃあ!昨日遅かったのは?」


「…仕事。・・・何?心配だったわけ?」


「い、いや。別に…そんな事ないけど!」


ニヤッと笑みを浮かべた優希から逃げる様にキッチンへ駆け込んだ。











後に聞いた話。

一気に仕事を片付けて、まとまった休みを取ろうとしていた。



って、橘さんがひっそりと教えてくれた。




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