花は時に牙で噛む【停滞中】


何個ものマンションを経営する優希は、25歳にして相当の経済力の持ち主だと思う。


今でも、優希の会社は相当忙しいらしく、頻繁に優希は会社に寝泊まりしている。


ご苦労様です。


ざっと掃除を終えて、ピーと洗濯が終わった事を知らせる音。


先程のシーツと枕カバーをベランダに干すと、太陽は1番高い位置に昇っていてサンサンと洗濯物を照らした。



もう、お昼かな。


自分一人しかいない為、昼食はいつも簡単なもの。


優希が休みの日はちゃんと作るけどね。


一人だと、どうもぐうたらなあたし。

優希にも、何かと馬鹿にされるけどへこたれない!



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