蝶桜

あの日

「寐麻ーおはよっ」

「おはよう恵美里」

「あれ?上履きわ?」

「まただー笑」

「寐麻って酷いことされても常に明るいよね!笑」

「そうかー?」


中学最後の冬、私はいじめに会っていた
最初は陰口を言われただけで済んだけど最近はこんなことが毎日だ
別に明るい訳じゃない
自分に負けたくないし
相手にも負けたくないから私は明るくいる
そんな中でもたった一人の親友がいる
恵美里だ


「あ寐麻、放課後職員室まで来るようにな」


「はい…」

なんだろー

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