+°4色シグナル♪°+
出るかは分からない。。
でも、出てくれることを祈るしかない…。
3~4コール目で瀬のお母さんは電話に出た。
「はい、もしもし??」
透き通った綺麗な声。
「もしもし、私華恋ですけど…。」
「あら、華恋ちゃん??
どーしたの??」
私がどーして電話を掛けたのかが分からないのか、不思議そうな声を出している。
「あの、瀬が今私の家に来てるんですけど……」
それから、私は瀬にあった事を全て瀬の代わりに言ってあげた。
最後に泣いて、鼻を啜ってる瀬に電話を替わった。
それから、なにか喋って瀬が電話を切った。
「なんて??」
「ごめんね。って…。
後、今からここ来るって。。」
「そっか…、
よかったね、瀬…??」
「……う…ん…。」
俯いている瀬。
俯いていて、表情があんまりよく見えない。。