+°4色シグナル♪°+
「華恋!!」
ビクッ、
突然、大声が聞こえて吃驚した……;;
「ん~…あ…れ…??」
「華恋……??
そんなに、苦しいならアイツの事なんて…っ、
忘れればいいじゃん…。」
「ら…い……。」
あ……、
ヤバい。
寝ボケてて、ついつい里利の名前をっ;;
「この…、
ピアスもアイツから貰ったんだろ。。」
そう言って片方にしかしていない、私のピアスに触ってきそうになった…。
「瀬!やめて…っ!」
ピアスの触れそうになった瀬の手を、私ははじき返した。。
瀬の様子が……、
おかしいよ…;;
熱のせいなのかな…??
「もう、別れた男から貰った……、
こんなピアスなんて、捨てればいいじゃんか…??」
「瀬には…関係ないよ……。」
「関係あるっ!
俺にも…関係……あるよ…。」
そう言った瀬は私を抱きしめてきた。
だけど、とても優しく……。
少しの力ですぐにパリンっと割れそうな程の、割れ物を優しく包み込むような感じ、でも…、
とても、強く。。
もう、離さないっと言う感じで……。