+°4色シグナル♪°+
「なに言って…ッ、」
いきなり、腕を捕まれて瀬の胸に抱きしめられる形となった。
「……瀬…」
「俺…、好きだよ……。
華恋が。。」
「………瀬…。
…ごめんね…、今は…その気持ち受け取れない。。」
そう言った後、瀬の腕に少し力が入ったのが分かった。。
「そっか…、
なんかごめん…;;」
「…んじゃ、行って来るね……;;」
この気まずい雰囲気をどうにかしたくて、私は瀬の腕から抜け出し、そう言った。
「………」
当たり前のように瀬は無反応。。
……ごめんね、瀬。
ホントにごめん。。
もうこれ以上、アナタを傷付けたくないんだ……。
私は心の中で謝りながら、部屋を出た。