+°4色シグナル♪°+
「瀬っ、助けて!
今、里利の所に居るんだけど閉じ込め「なにしてんだよ、華恋ッ!」
ビクッ、
大きく肩が跳ね上がったのが分かった。
「里利っ、やっ、だ…!」
ケータイを取られ、里利に押し倒され私の背中は床に接している。。
「やめて!里利っ!!」
そう言いながら足をばたつかせたりした。
でも、そんな抵抗もあっけなく終わり、里利の顔を私の首元に近付いた。。
「やっ、」
涙が出てきそうなのを必死に抑え、里利から逃れようとあがき続けた。
「……っ、」
首筋にチクっと小さな痛みが走った。。
私は、頭がついていかずに硬直してしまった……。
抵抗をしなくなった私をいいことに、所々に小さな花を咲かしていく、里利。
里利の顔が唇にも近付いてきたとき、私はハッとした。