+°4色シグナル♪°+





「って……、華…恋……??
華恋なのかッッ?!!!!」




その男の人は、私の姿を見ると…、
向こうから猛ダッシュで駆けつけてきた。




「久し振り。
玲音(レイン)…。」




私は、呆れた顔で言った。。




「久し振りです、玲音さん♪」




「華恋!久し振りに会った実の兄になんて冷たいんだ…兄ちゃんは悲しいぞっ!!
シクシクシクシク………」




泣きマネすんじゃねーよ、
このシスコン野郎。




今すぐにでも、言ってやりたいんですが…
言えない←←




「百合は、俺にかしこまりすぎ。
もうちょっと気楽に話していいよ…??」




「おぉ~、玲音だっけ?お久!
何ヶ月振りだろーなww!!」




いきなり、ドアから出て来た日向が玲音につっかかり始めた。




「ん…??
あ、久しぶり。
玲音・・・だったけ??」




日向の後に続いて、出て来た瀬がまだ眠そうに言った。






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