+°4色シグナル♪°+
その日は、なんにも返事を返さずに、
やり過ごした。。
でも、何故か……、
懲りずに、毎日4~5回はメールを送ってくる…。
時には、電話を掛けて来た時もあった。。
もう、着拒にしよう。。
そう思って、ケータイを取り出したら、
電話が掛かって来た…;;
出たくないよ……
なかなか電話に出ない私を不自然だと思ったのか、一緒に居た瀬が私の手からケータイを取って来た。
「瀬!!ダメッ!」
そう言ったけど、遅かった……
私が言った時には、もう既に電話に出ていて、ケータイからアイツの声がちょっとずつ漏れて聞こえてくる。。
昔は、アイツの声を聞くだけでも、幸せと感じれたけど……、
今は聞くだけで、むしずがはしる。。
「アンタ、誰。」
瀬が、いつもの声のトーンよりも低くしていたから、すごく怖くなった。