+°4色シグナル♪°+
「あれ?
日向達は??」
二人が居ないのが不思議に思い、百合に問い掛けた。
「練習もうすぐで終わると、思うけど。
日向はバスケ部の助っ人してくれって頼まれたらしいよ??
で、瀬は日向終わるの待ってる筈だよ??」
「そうなんだー」と相槌を打った私。
「あ、そうだ百「華恋!」
百合に話掛けようとした瞬間に、低い声に遮られた。
「っ……」
「華恋…??
あの人、誰…?」
声で分かってしまうなんて。。
馬鹿げてる。
最悪だ……
「華恋ッ!!」
その声の主は私に近づいて来た。
「華恋っ?!
あの人、こっち来てるよ…;;」
百合が私の背後に身を隠した。
百合に怖い思いさせちゃってるな…
ごめんね、百合。。