+°4色シグナル♪°+
05:)もぅ、止めて…
「日向~??
練習始めるぞー?」
「今行きまーすっ!!
瀬、もうちょいとだけ待ってて??
んじゃ、いってきー!!」
「ん、待ってる。
いってら~」
日向がタオルを首に掛け直してから、また体育館の中へと戻って行った。
「はぁ、」
最近、益々“華恋”と言う言葉に反応する自分がいる。。
なんなんだよ…、
この気持ちは……??
~30分後~
「おまたぁ~ww」
「メッチャ待ったんだけど。」
制服で着替えて俺の所まで走って来た、日向に向かって、第一声で文句を言ってやった。
「悪かったって!!」
「……帰ろ。」
俺は日向を見捨て、先に歩き出した。
「ちょっとー!!
瀬待てって!?まだ俺靴履いてないじゃんっ?!」
「スルーしま~す」
日向は靴を履き終えたのか、急いで俺を追って、走って来た。