+°4色シグナル♪°+





「玲音……、
華恋今そこに居るだろ…?」




「どーして、そう思う??」




「華恋がよく行く海の音がする。。
まさか、玲音が一人でそこに行くとは思わないから…。」




華恋は、昔から海が大好きだった。




特に、なにかあったときは必ず一人で、海に行っていたと思う。




それで、必ず華恋を見つけ出すのが俺だったんだ。




だから、あの海のことは知ってる。。




夕方になると、凄い綺麗な夕日が見れて、夕方だけじゃなくても、朝も綺麗だったって……、




前に一回、華恋に聞いた覚えがあるような、ないようなww




「フハッ、うん。正解w
でもな、瀬……??」




「うん…??」




「華恋はお前に今は会いたくないって言ってんだよ。。」




会いたくない……??




あいたくない……




アイタクナイ……




「どーして……っ!?」




玲音が言った、
言葉が頭の中で何度も、何度もリピートされる…。




「迷惑…掛けたくないんだってよ…」




迷惑…??




なんだそれ。。




「んじゃ、もう切るから…、
________________瀬」





なぁ、華恋…??




迷惑ってなんだよ。




確かに、今まで迷惑掛けられてきた……




でも…っ、これからも迷惑掛けろよ……??




一人で抱えこまずに、俺達にもっと頼れよ。。




人は一人で生きていけないんだから…




人は、人と支え合いながら生きていかないと生きていけないんだから。。




だから、もっと頼れよ……、
華恋………っ!!!





< 70 / 126 >

この作品をシェア

pagetop