+°4色シグナル♪°+





「俺が出てやろーか??」




嫌味たっぷり感で言ってくる慎さん。



意地悪だな…、この人ってw(苦笑)




「いや、大丈夫です…;」




俺は、慎さんとの話を切り上げ、
電話に出る為地面から重い腰を上げた。




近くにあった階段を5,6段下がって、
そこに腰を下ろした。




「もしもし??華恋…。」




『ざんね~ん☆
華恋じゃなくて、華恋のお兄ちゃんでした~♥


なになに、瀬ちゃん華恋に出て欲しかったの~??』




「あ、そうですか。
きっと間違い電話ですよww

では、切りますね!」




俺は、玲音だと分かったけど、
変な呼び方をされ、切ってやろうと思った。




耳から、ケータイを離してから切りボタンを押し掛けた時…、





『こらこら!!
勝手に切っちゃいけないって!!!』




「なんだよ…、
用が無いなら切る。」




『華恋に替ってほしい??
瀬ちゃん??』




「瀬ちゃん言うのやめて、玲音。」




『え、いいじゃん?』




玲音ってこんなキャラだったけ…??





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