+°4色シグナル♪°+
09:)俺も…、
後ろを降り返り、見た光景……。
それは、華恋の髪がちょうど吹いた風により、なびいている。
そして、風が吹いた瞬間。
華恋は、
瞳から綺麗な涙が一筋、頬に伝っていた。。
それが凄い綺麗な光景だったんだ……。
「華恋、なんで泣いて…っ!?」
華恋はいきなり俺に抱きついてきた…。
「ちょっ//華恋ッ///?!!」
「ねぇ、瀬??」
「……??ん?」
俺は華恋に抱きつかれた姿勢のまま、話に耳を傾けた。
「私ね、ホントは向こうに行くの嫌だったんだ…;;
ちゃんと友達って呼べる子もそんなに居ないし、元彼もいる。。
元彼には向こう行ったら、キッパリ断ってこようって思ってたんだ…。
だけど正直怖かったんだ…;;
私、臆病だから。。
自分が後で傷つくって分かってるから…、どうせ、私は自分が可愛いだけなんだよ…「もう、いい。
華恋は頑張ったよ。。
元彼となにがあったか知らないけど、華恋がそこまで自分を追い詰めてしまうんだったら、行かなかったらいんだよ…。
でも、どーしても行かないといけないんだったら……、
俺も連れてけ。」
華恋、お前はもう頑張ったんだ。
お前は一旦休んで、これからは俺達に頼れ。。
お前は、一人で何十歩先にも進み過ぎなんだよ……。
俺らと一緒に進んで行けば、いいんだ…。