+°4色シグナル♪°+
玲音side
目の前でポロポロと涙を流す俺の大事な…大好きなたった一人だけの俺の妹。
俺が、
父さんがいなくなって直ぐに母さんにとんでもない事を言ったばっかりに、
大事な、大好きな華恋を苦しめたんだ。。
全て俺が悪いんだ……っ、
華恋…、
ごめん、本当にごめん。。
華恋は13,4歳ぐらいの時に、俺に黙って精神科に通っていたってことがつい最近分かったんだ。。
俺は分かって直ぐに、その精神科に行った。
華恋が今こうして笑ったり、泣いたりしている事がすっごく奇跡的に近いって精神科のおばちゃんが言ってた。。
華恋の精神が危うくなるまで母さんは華恋を痛めつけた……。
でも、母さんをそんなんにしてしまったのは俺。
だから、母さんと同様に俺も華恋を痛めつけてたようなもんだ。。
後悔しても遅いんだ……、
俺が全てを狂わせた。
そう……、
母さんの人生も…っ、
華恋の…人生も……。
何もかも……、
クルワセタ。。
オレガナニモカモ……。