さようなら
「下田さん…あなたは今なにを考えていましたか?」



「なにをって……現実は甘くないって」

「それはちがうっ!」

いきなり大声をだした橘さんにびっくりした…。


「まみさんは生きてるっ!私にっ下田さんに助けをもとめに来てるんですっ!。」

「これだけは言えます……まみさんは絶対にいきてます…。」


そうか俺は今きずいた

まみを否定するというのはまみの助けを存在を否定したの同然だ。


そんな俺は最低だ……。


おれは信じてみようと思った橘さんの思いを……言葉を。
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