俺様彼氏とお嬢様

転校生

「栞ちゃん♪初めまして。
　涼の母親の亜香里です。」

「初めまして。山本栞です!」

「可愛い子～♪」

「お袋。飯。」

「はいはい。2人共座ってて?」

「親父帰って来ねぇの?」

「もうすぐ帰ってくると思うよ?」



親父帰って来たらうっせぇだろうな…。



栞緊張してる?



ガチガチじゃん。



「栞?」

「へっ!?」

「緊張しすぎだから。」

「だ、だって…。」

「そんな緊張しなくてもいいよ?
　あたし涼の友達みたいなもんだしね♪」

「あぁ。」

「ただいまぁ～♪亜香里っ」

「おかえり…っ」



ぎゅ



「ちょっと蓮伺…////」

「涼の彼女!?」

「は、初めまして…山本栞です////」



何照れてんだよ…。



「可愛いじゃん。やるなぁ涼。」

「まぁな♪」

「亜香里。風呂入るぞ!」

「はいはい。じゃ2人共ゆっくりね♪」