シャボン玉
こんな私なのに吉広は毎日のようにメールしてくれた。
私は彼の事が気になってしまった事を部活の時友達に相談したんだ。
「あのね・・・ちょっと相談に乗って貰ってもイイ?」
「いいよ♪何??」
「あのね、私この間瀧田に告られたんだ。でも部活引退するまで付き合わないって自分で決めたのに、瀧田のことが気になってしょうがないんだ↴」
「そうなんだ!実はね・・・瀧田からも相談されてて振られたって言ってたよ。」
「振ってはない。でもありがとうしか返事してないんだ↴」
「そっか~!瀧田はこれ以上アピールは出来ないから、待つっていってたよ。
藍は自分の気持ちにしょうじきになってちゃんと返事しな♪ねっ!!」
「うん!そうだよね。うち瀧田の事好き。
だからちゃんと返事する。今日返事するね!頑張る」
それから部活も終わり家に帰った。

私はケータイを睨んだ。
それからそっとケータイを開いて打っていった。
「いきなりなんだけど・・・この間の返事してもいい??」
《いいよ(*_*)》
「この間は返事ありがとうだけでごめんね↴どうしていいか分からなくて
返事出来なかった・・・


うち瀧田の事が大好きです。」
《ありがと!おれも好きだよ♦》
「ありがとう」
《ありがとうしか言いようがないよね☺》
「うん!そうだよね(笑)」
《そんでさーメールで悪いんだけど単刀直入にいい?》
「いいよ(*^^)v何??」
《つきあってください》
「はい!お願いします。」
《まじ!?いえいえこちらこそ!(^^)!ありがとう》
「うちも一個聞いていい??うちなんかでいいの?」
《なぜにそんな事聞く!?
  俺結構前から好きだったから♦☺》
「ありがとう☺」
《じゃ
  逆に俺なんかでいいの?》
「うん!てかうちにはもったいないくらいだよ」
《真逆だよ(笑)
  俺にはもったいない♦》
「ありがとう(#^.^#)なんかちょー嬉しいわ(笑)」
《嬉しいって事実だもん!》
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