シャボン玉
「そうだよね⇈なんか嬉しすぎてヤバイわ(笑)」
《大丈夫か??(笑)
  てかちょっと聞いてくんない!!これから総体まで土日休みなしとか
  あり得なくね↴てか意味わかんないんだけど(;一_一)》
瀧田は剣道部に入って居て県大会とか行っちゃう感じの選手だった。
「そうだね~↴かなり長いね(>_<)
 大変だけど頑張れ(#^.^#)」
《長いよね(=_=)
 ありがとう!

 そうだから
 修学旅行の代休でどっか行こうぜ♦☺》
「うんチョー行きたい(^^♪やった~(#^.^#)」
そうこの日は5月25日だった。私たちの記念日
そして私たちの始まりの日・・・

私はここで我に返った。
それは私の頬を涙が流れていたからだ。
知らないうちに泣いていた。
悲しいという感情なんてなかったのに・・・
でも、もう遅い。
一度泣いている事を自覚してしまったからとても悲しかった。
私はボロボロ泣いた。
涙が枯れてしまうんじゃないかと思うほどに。
それから少し落ち着いた所でまた思い出の中に戻って行った。
それは彼を忘れるため?
それとも忘れたくないから??

それは私にも解らなかった・・・

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