確信のない約束。【上】
すると真司は意地悪そうに言った。
「だーかーらー!今日の試合に決まってるだろ」
「ご褒美って・・・?」
「そうだなー・・・キスとかはー?」
「ハイ!?」
キス!?あたしから!?
「ここでしてよ」
「やだ・・・恥ずかしいよ・・・」
「あ。お前顔まっか」
「・・・!!べっ、別にー」
『キース!キース!』
部員からキスコールが響く。
「ちょっ、あたししないからね!?」
「おいお前らー。うるさいぞー」
運良く(?)顧問の先生が来てキスはお預けとなった。