確信のない約束。【上】


ごまかせない、腫れた目のまま学校に行った。
今日ばかりは偽りの笑顔すらできない。

「おはよ♪どうしたの凛?」
「あ、ううん。大丈夫。」
「元気ないね」
「朝からお母さんとケンカしただけ・・・」
「そっか・・・」

こんなにもあたしのことを考えてくれる唯にも言えないよ・・・
ほんとあたし、バカだな。


ん・・・?なんだ?
机の中に一枚の紙が入っていた。
『凛へ。
放課後、屋上に来て!
話がある。
   真司』





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