確信のない約束。【上】


————・・・



真司の顔が近い。
唇に柔らかい感触が・・・
不意にキス・・・された。

「素直になれない人へのお仕置き♪
ほんとは大会までとっときたかったけどな」

ファーストキス・・・
顔があかくなるのが自分でも分かった。
下を向いて顔を隠した。

「じゃあな!凛」
「ばいばい・・・真司」

その日は真司の顔を見れないまま家に帰ってしまった。







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