<完> 冬桜よ、散りゆけ –諦めるべき恋なの?–
弐 告白未遂、それから・・・
話は少し飛んで、それから二日後のこと。
桜は今日は一人、体育館に向かっている。
あとから暖姫と希欧が行くことになっている。
さて、一回の階段付近で、なぜか教吾とすれ違った。
いつもだったら、こんなところでうろちょろしないはずだ。
ちょっと疑問に思いつつ、下駄箱へ。
下駄箱で、靴を履きかえて数歩歩いたら・・・。
「先輩。」
後ろから、少ししゃがれた声が聞こえる。
振り返れば、なんと海翔が。
いったい何の用?
どうせいつものことでしょうと思って、体育館に行こうとした。
桜は今日は一人、体育館に向かっている。
あとから暖姫と希欧が行くことになっている。
さて、一回の階段付近で、なぜか教吾とすれ違った。
いつもだったら、こんなところでうろちょろしないはずだ。
ちょっと疑問に思いつつ、下駄箱へ。
下駄箱で、靴を履きかえて数歩歩いたら・・・。
「先輩。」
後ろから、少ししゃがれた声が聞こえる。
振り返れば、なんと海翔が。
いったい何の用?
どうせいつものことでしょうと思って、体育館に行こうとした。