<完> 冬桜よ、散りゆけ  –諦めるべき恋なの?–
  新入生が本入部して、人数が多くて体育館が手狭に感じる五月。

  桜たちの最後の、大会まで二ヶ月となった。

  今年の一年生は外で基礎を教わっている。

  二・三年生は練習試合に向けて、ゲーム形式で練習。

 最初はレギュラー、控え問わずにごちゃまぜチームを組んでいたが、最終的にはレギュラーVS控え選抜となった。


 最後のゲーム。

 ここで希欧と一緒のチームになる。
 暖姫もいるのだが。

 三人ともレギュラー入りしている。

 他に、はとりと二年生二人。

 顧問の先生が審判をしているが、一年生を教えに外に出て行った。

 二年生の控え選抜に選ばれなかった子が今は審判。


 先攻は控え選抜。

 先攻がサーブを打って、はとりがレシーブして、二年生のトスから希欧のアッタク。

 先攻がまたレシーブ・・・。

 こうして得点が積み重なっていく。

 どんどんどんどんどん・・・。






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