<完> 冬桜よ、散りゆけ –諦めるべき恋なの?–
海翔に向かって投げた。
球は海翔の背中に命中。
海翔はそっと振り返る。
「ねぇ、桜。この班の女子対男子で雪合戦しない?」
桜にしては意外な答えだった。
どうせ、また投げられるっと思ったのだから。
「分かった。」
断るわけにはいかなかった。
断っても、また投げられるだけだっと思ったからだ。
海翔は子どもだから。
「よぉ~し、じゃあ、こっからここまで男子で、こっち女子ね。」
っとドッチボールのコートの線を引く要領で、海翔が足で線を引こうとした。が、うまく引けないから結を踏み潰して、線を引いた。
球は海翔の背中に命中。
海翔はそっと振り返る。
「ねぇ、桜。この班の女子対男子で雪合戦しない?」
桜にしては意外な答えだった。
どうせ、また投げられるっと思ったのだから。
「分かった。」
断るわけにはいかなかった。
断っても、また投げられるだけだっと思ったからだ。
海翔は子どもだから。
「よぉ~し、じゃあ、こっからここまで男子で、こっち女子ね。」
っとドッチボールのコートの線を引く要領で、海翔が足で線を引こうとした。が、うまく引けないから結を踏み潰して、線を引いた。