歌姫はギタリストに恋をした゚*。㊤
「…………」

「‥‥‥‥」


車内はすごく静か。

慶はあれから一言も話さない。さっきからタバコを吸ってばかりいる…




どうしよう…慶、怒っちゃったかな?


でも、怒っても仕方ないかもしれない。

いきなり呼び出して…なかなか用件言わないなんて……意味わかんないよね。





ブォォォ……‥‥‥っ!


!!

すると、車がいきなり停車する。

車の外を見渡すと、私の家の近くの公園の前だった。



え゙!?いつの間に??



ドスッ

!?


突然、私の座っている助手席の後ろに手を添える慶。




「……で?用件は??」


顔が近い!



「え……っと‥ですね(汗)」

「ここまで来たんだから早く言え。めんどくせぇのは嫌いなんだよ…」
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