歌姫はギタリストに恋をした゚*。㊤
アコースティックってことは…楽器はギターだけで歌うってことだよね…



「この曲…ファンの間で人気の曲のひとつだし、それに五十嵐くんがメンバーになったってことで、ファンのみんなに紹介するのにもいいんじゃないかと思ってさ!」


ニッコリ微笑む雄大さん。



「どうかな?」


雄大さんは、私と五十嵐さんに問いかけた。




「…俺はいいっすよ。」

――!


五十嵐さん、すんなりOK出した……

私も全然いいけど……でも、これって…二人きりでステージに立つってことだよね?

超緊張するんですけど!!



「sAra.ちゃんはどお??」


!!

私の顔をじっと見つめる雄大さん。五十嵐さんも、こっちを見ている。



「あ、私は全然いいです!むしろ大歓迎ってゆうか…」

「そ♪なら決まりだね!ギターの演奏とかは五十嵐くんに任せるよ。本番まで2人で練習しといてくれよな〜」
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