歌姫はギタリストに恋をしたﾟ*｡㊤

「…入れといてって・・私の…ですよね？」

「…お前以外誰がいんだよ(汗)」

「ハハっ、そうですよねっ」


私は、そっと五十嵐さんの携帯を開いた。


五十嵐さんの携帯…黒なんだ・・・

あ…待ち受けもシンプルな感じ・・・



えっと〜……私のアドレスと番号‥‥

ヤバいっ、手震える〜


私は携帯を２つ持っている。

ひとつは仕事用。もうひとつはプライベート用。


仕事関係の人は、ほとんど仕事用の携帯に登録してるけど……



私は素早く指でボタンを押し、自分の携帯のアドレスと番号を、五十嵐さんの携帯に登録した。





「…サンキュ。あとで連絡するよ。」

「はい！私もスケジュール確認しときますね！」

「うん。」


携帯教えちゃった！！×1000000000000

しかもプライベートの方の番号＆アドレス！！！