歌姫はギタリストに恋をした゚*。㊤
「へへへ…」


慶の左手の薬指にはめている、私のお揃いの指輪を指でなぞる。






慶‥眠ってるけど、毎日これしてくれてるんだ(笑)

まぁ、外せないけどさ…






なんかちょっとイタいことを考え始めた私。


ちょっとでもプラス思考に考えたい…

もうマイナスにはなりたくない…





「……ふぅ」


ちょっと落ち着こ。



慶から離れ、病室を出る私。

病院っていっても一応芸能界だから、デッカいサングラスに帽子を深くかぶっている。


そして、自販機で冷たいミルクティーを買った。







………ん?


病室へ戻ろうとすると、病院についているコンビニに目が止まる。



雑誌でも買おうかな…


私はふらっとそのコンビニに入った。

しばらくコンビニ内をうろついてみる。
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