イケメンゴースト
「今日は俺と一緒に家、帰ろ?」
  「うん」

優しい純の声にNOとは言えず同意してしまう。
純はスクバから上着をとるとかぶせてくれた。

「フードついてるから、かぶっとけ」
 「ありがと…」

純の匂いの染み付いた上着を着て、フードをかぶると、手を握られる。
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