イケメンゴースト
まぁ、そんなこんなでモテる純に抱っこされちゃったトコロ、皆に見られちゃったよ。
どーしよーぅ!!
なんかヤバそうな予感。
「今日はありがとう。…もぅ帰るね」
「どうかしたか?」
「ううん。…ちょっと用事思い出したの」
「ふーん。そんなよくある嘘に俺が騙されるとでも?」
純は不敵な笑みをニヤリと浮かべ、私をソファーに座らせる。
「お前は1人で抱え込むトコ、あるから。はぁー。相談のってやるよ?」