彼の隣に生まれついたのは、偶然じゃなく必然だった
家族みたいだけど、そーじゃなくって。
近いけど、遠い。
毎日、ドキドキときめいて。
毎日、今まで知らなかった発見があって。
毎日、一緒にいたいと思う。
そんな相手は、祐輔だけなんだよ。
どーしてなのかな。
どこに惹かれたのかとか。
性格が良かったとか。
見た目が良かったとか。
そんなの分からない。
ただ、祐輔に恋をして。
ここにいる。
だって、この世に ”祐輔” は、たった一人しかいないから。
運命の赤い糸が、あるんだとしたら。
神様が、本当にいるんだとしたら。
あたしと祐輔は、結ばれる為に隣同士で生まれてきたんだ。
そう、これは偶然なんかじゃなく必然で。
今感じてる、この瞬間が全て…
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