誓うよ、永遠に。
LOVE08
☆電話☆
日菜は実桜の言葉に驚きを隠せなかった。
でも、体は電話をかけていた。
コール音が3回続いて、若菜だと思われる人物が電話に出た。
『もしもし』
『もしもし、日菜です』
『若菜です。
久しぶりだね。日菜。
帰ってるんだったら、電話してよ』
日菜は電話越しで、ほのかに笑った。
若菜の声が学生時代と変わっていなくて嬉しかったからだ。