誓うよ、永遠に。

side 渉


「はあ」

俺のため息が部屋に響く…。


俺はアイツの声を聞いてると元気が出るけど…

切った後はいつも寂しい


そう、思い始めたのはあの日からだ。


海が花恋に告白した日だ…。



海は花恋の手をとって行ってしまい


俺は実桜をつれて屋上に行った


俺と実桜は誰もいない
屋上で2人で横になった




自然と2人で手を重ねあっていた



実桜の手の温度は心地よくて


ずっと握っていたいと思った


そう思うのは俺がアイツを好きだからと思う



でも、俺にはそんな勇気なんてないんだ……。



好きだから苦しめたくない


< 13 / 166 >

この作品をシェア

pagetop