誓うよ、永遠に。


実桜の、心臓の鼓動が俺の身体中に響いている。


実桜…、お前は何で
そんな、悲しいこと
言うんだよ…



「俺は、過ちじゃないと思う。

実桜の本当の両親は、きっとお互いに愛し合っていたから、お前が出来たんだよ。

だから、実桜そんな「止めて!!!!」


俺の言葉は、途中で遮られた。

実桜は、俺の胸から離れて俺の向かい側に立った。


「止めて、渉。

私に、そんな話ししないで。わかんないんだから…







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