誓うよ、永遠に。



時刻は夜の10時をとっくに超えていた。



俺は、抱き締めていた
実桜を引き離した。


実桜も、素直に
さっきのように、俺の前に立った。



そして、俺は口をひらいた


「実桜、この話の続きは
また、明日ゆっくりしようぜ。


もう、10時過ぎたし
こんな所に2人でいたら
やべーし。」



実桜は、凄く辛そうな表情を浮かべた



「…………私は、今日は帰らない。


あの家に帰りたくない


渉は、家に帰りなよ」






< 138 / 166 >

この作品をシェア

pagetop