誓うよ、永遠に。
時刻は夜の10時をとっくに超えていた。
俺は、抱き締めていた
実桜を引き離した。
実桜も、素直に
さっきのように、俺の前に立った。
そして、俺は口をひらいた
「実桜、この話の続きは
また、明日ゆっくりしようぜ。
もう、10時過ぎたし
こんな所に2人でいたら
やべーし。」
実桜は、凄く辛そうな表情を浮かべた
「…………私は、今日は帰らない。
あの家に帰りたくない
渉は、家に帰りなよ」