誓うよ、永遠に。



すると、渉は、口をひらいた。



「俺が、お前の生きる
意味になる


これから、ずっと
お前が、花恋に依存して
堕ちていくのを見たくねーんだ。




あの時、約束出来なかったことを、約束する。




俺は、お前を救う。
一緒に寄り添って仲良く堕ちたりしねー。」




なんでよ…。
どうして、そんなに
優しいのよ。




私を、救うなんて…。
同情で、ここまで
されるなんて…、辛すぎるよ。



「同情なんて…、
いらない。

私を、救うなんて
出来ないよ。


渉が、辛い思いするんだよ。絶対、後悔するよ。


あの時、同情するんじゃ
なかったって。」






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