誓うよ、永遠に。
LOVE05
side 実桜
私たちの間に長い沈黙が続いた
でもその沈黙は何より心地いいもので、耳までもが渉の温度を感じているのだととても嬉しくなった
この時間が永遠に続けばいいのに…。
このままずっと永遠に2人で。
私は渉からゆっくり体を離し、立ち上がって渉に言った
「さあ、授業にでよ!」
渉も立ち上がり、
「ああ。」
と言って先にドアの方に向かっていった