誓うよ、永遠に。


渉のお母さんは、少し慌てて




「ゴメンなさいね

つい、興味が沸いちゃってね」



私は少しくずれてしまった自分の笑顔をまた無理やり作り治して言った




「アハハ
全然平気です


私のほうこそ、黙ってすみません。


実は私、親から名前の由来を聞いたことないんです」



私がへらへらと笑っていうと渉のお母さんと渉は少し表情を曇らせた




< 74 / 166 >

この作品をシェア

pagetop