C A L L I N G
あの時の僕は、
pipipi‥
気がつくと
聞き慣れた朝の合図。
外の光がまぶしい。
「んぅ〜‥」
そんな状況に
苛立ちを覚えながら
布団の中をもぞもぞ。
真冬の朝よりは
大分楽になったが
春の朝はまだ寒い。
そして何よりも眠い。
でも学校もあるし
今日は始業式がある。
だる。
新しい担任は
あいつじゃなきゃいいなと
色々妄想を膨らませて
名残惜しくも
ベッドを出ることにした。