『果たしてオタ女は、リア充イケメンと恋に落ちるのか―目黒沿線 恋模様―』

佳奈子自体なんとかしようといつも思うのだが、
急激に変化したあと職場で何か言われるのじゃないかという自意識過剰と、
今更コスメカウンターで美容部員たちにレクチャーを請うのも
年齢的に恥ずかしいというプライドがあり
なかなか足がむかない。

そして、何より、服や化粧にお金を注ぎ込んでしまったら、
大好きな自分の趣味にお金を使うことができなくなる。

３ヶ月に1冊ペースで刊行される『ろんりー☆ぼーいず』
先読みするために毎月発売される本誌。
他にもマチルダのインタビューが載っている雑誌、
『ろんりー☆』の舞台化に伴いチケ代と遠征費、
アニメ化にあたり発売される『ろんりー☆』のDVD。そろそろブルーレイに新調したいとも思ってるため、AV機器の買い替えなど

給与の行き先はいくつもあるのだ。

色恋に精を出すより、
自分にご褒美となる栄養摂取の方が、
自分にとって有意義なお金の使い道である。